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サッカー部

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 新人大会がスタートし、武蔵台に劇的な逆転勝利を掴んだ!
 これからの久留米の成長を期待する!!

■2018.1.27

劇的な逆転勝利だった!!武蔵台は強かった。前半は一進一退の様相だったが、後半15分不用意なファールで相手にFKを与え、ゴール前のカバーの遅さで先に相手に詰められ先取点を奪われた。12月のリーグ戦では失点すると凹んで跳ね返すパワーがなくそのまま終わっていたが、年末の広島遠征や県大会出場トーナメントを経て、多くの経験知が上がり集中力、闘争心はさらに研ぎ澄まされていた。そして、最後まで諦めず、粘り闘い通すことができた。残り4分での逆転勝利に応援してくれた保護者の方々も大喜びをしてくれた。部員達の最後まで諦めない姿勢や頑張りは、応援している人達に感動をもたらすことができ本当に良かった。それを実現できたのは、意識高くトレーニングをやれたことや細部に心配りをし、きついメニューでもサボらずやり通した部員達の努力に他ならない。自信=準備×努力、闘争心=相手より勝ちたいと思う強い気持ちが少しずつ芽生えたと実感している。しかし、2回戦の筑紫台では相手のスピードに対応が遅れ開始2分に先制され、気持ちを切り替えて攻撃に転じる前に10分CKから2点目を叩き込また。ハーフタイムで自分たちの戦い方の確認と更なる闘争心を出すことを伝えピッチに送り出し、いい意味で「開き直って」ボール際の厳しさもいつものように発揮でき一進一退の内容になったと思う。0−2からの次の1点がゲームの勝敗を決するのでがっちり守備をし、CFとWIDEを起点に攻撃し先制すれば流れが変わると伝えたが、後半も開始1分、FKからゴール前へのロビングパスを頭で叩き込まれ相手の勢いを消すことができなかった。2失点はセットプレー、しかも相手はフリーで頭。前半2分の失点は1vs1の対応ミスとカバーリングした選手が人工芝で転倒したことが原因だ。ゲームの入り方や流れ、戦い方、基礎体力(筋力、スピード)の指導向上は不可欠だ。新人大会はインフルエンザや体調不良で満足にプレーできない状況はどこのチームでも考えられる。事実、筑紫台も数名のレギュラーがいないと聞いた。そんなことは想定内だし、予防や対策は十分できたはずだ。久留米は「優しい子ばかりですね」とある関係者から言われたが、それは何を意味するのだろうか。荒々しくラフプレー(反則)をすることを意味してはいない、正々堂々とフェアプレーでボールの奪い合い、勝ちに拘る執着心が不足しているのを捉えているのだろう。先日、ニュース特集で男子バレーVリーグ、パナソニックの躍進が取り上げられていた。今までチームを牽引してきたメンバーが突然の死をとげた。チームのメンバーは突然の先輩の死去に動揺し惨敗を繰り返した。しかし、チームのメンバーは亡くなった先輩のために優勝して、はなむけとしようとそれからのゲームは驚異の粘りと戦いができ接戦を制した。メンバーは変わっていないが、その先輩のために一心に戦い優勝するという目的を掲げチームが一丸となった時、物凄いパワーと運を引き寄せたのだと感じた。人の思いを意気に感じ、戦える男は本当に凄い。そんな熱く闘えるチームであって欲しい。今のチームは力があると思っているが、本気度がまだ足りないと思う。一日一日の生活やトレーニングそして、ゲームがすべて一回しかないことを実感しよう。県BEST4を目標に戦った新人大会はBEST32で終わった。次は4月のインハイだ。限られた時間でもっと実力を上げることは可能だ。要は、一人ひとりの「意識」だ。新人で果たせなかった目標を実現するためにも、今を充実し気力を練って行こう。共に闘おう!!




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