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5年後、10年後、そのまた先の未来で、あなたはどんな自分になっていたいですか? 本年度、創立116年を迎える久留米高校では、これまで2万5千人を超える若者たちが、かけがえのない「成長の物語」を紡いできました。
「予測困難」と評される変化の激しい時代を乗り越えていくための「生きる力」の育成が求められています。本校は、生徒の「学び」「心」「挑戦」に寄り添い、一人ひとりを大事に育てる教育活動をとおして、小・中学生のみなさんからは「行きたい」、保護者や中学校の先生、地域の方からは「行かせたい」、在校生や卒業生からは「行ってよかった」と実感してもらえる学校づくりに取り組んでいます。生徒たちは、落ち着いた雰囲気のなかにも、明るく元気に学校生活を送っています。
さて、本年3月に福岡県教育委員会が公表した本校のスクールミッション(期待される社会的役割)は、「グローバルな視野を持ち、伝統を守りつつ社会の変化に対応できる人材を育てる学校」です。設置30周年を迎えた筑後地区唯一の英語科が積み上げてきた実践と成果は、探究学習のさきがけでもある「セサミプラン」とともに、本校教育の大きな特徴となっています。「誠実・叡智・気魄」の校訓とともに、本校に期待されている社会的役割や育成を目指す生徒像(詳細はグランドデザインをご覧ください)の実現に向けて、引き続き教育活動の充実に努めてまいります。
今、高校教育は大きな転換期の只中にあります。学校における指導内容の基準である学習指導要領が改訂され、現在の3年生から年次進行で実施されています。教科・科目の構成や内容が大きく変わりました。生徒たちのより主体的な意欲や取組につながるように、新たな評価方法も導入されています。また、成年年齢の18歳への引き下げに伴い、「おとなになる」ことを積極的にとらえ、自ら主体的に判断し、責任をもって行動できる力を育成する教育も求められているところです。
さまざまなことが不確かな時代だからこそ、本校で学ぶみなさんには、知力も人間力も「本物の力」を身につけた素敵な人になってほしいのです。
高校時代は、みなさん一人ひとりの人格形成に大きな影響を与える、かけがえのない大切な時期です。夢の実現に向かって確かな努力を積み重ねていこうとするあなたも、そして時に不安や悩みに戸惑いながらもそれに真摯に向き合おうとするあなたも ―― 「おとな」になっていくみなさん一人ひとりの成長の物語に寄り添い、支援していく、そのような温かな学び舎でありたいと、教職員一同、思いを新たにしているところです。
現在、令和7年度末までの計画で、新校舎の大規模な建築工事が進んでおり、令和4年4月からは、新しい校舎での生活が始まっています。木材をふんだんに使った柔らかな雰囲気と、たくさんの窓から降り注ぐ爽やかな光、そして吹き抜ける心地よい風……。明るく開放的な校舎で共に学びましょう!!
高校生活の3年間は、自分の在り方を模索し、将来の道筋を決める大切な時期です。生徒が安心して充実した高校生活を送り、一人の若者として、そして「おとな」として成長できるよう様々な角度からサポートしていきます。
2021年度入試から導入された「大学入学共通テスト」では、思考力や課題解決能力など、これからの時代に必要な新しい学力が問われています。本校では、探究活動「NEWセサミプラン」をとおして、そのような資質・能力の育成を図っています。近年の国公立大学等の入試における合格実績は、まさにその成果と言えます。
グローバル社会において、英語運用能力は、最も求められる能力のひとつです。本校英語科では、英語力の向上と英語をとおして何を学ぶのかとの視点から海外研修※、領事館訪問、イングリッシュキャンプ、留学生交流会、オーストラリア交流など、英語科独自の国際色豊かな楽しい行事を実施しており、特に「英語好き」の人にとってはとても充実した教育内容となっています。また、生徒は、英語科で培った英語力を自らの進路を切り拓く力としても活用し、英語以外の分野にも進んでいます。
※学年全体の修学旅行として実施。新型コロナウイルス等の影響で令和2~5年度は国内に変更
修学旅行、体育祭、文化祭、クラスマッチ、部活動などをはじめ、本校には、高校生活を楽しみながら、素直に自分を表現し、仲間と共感できる学校行事や部活動があります。教科・科目の学習活動では体験できない貴重な機会をとおして、仲間との絆が深まり、充実した学校生活を送ることができます。
<学校像>
(1)すべての生徒が安心して学校生活を送り、確かな学力と豊かな人間性を身につけられる、「敬意と信頼」を基盤とした学校づくりを推進する。
<生徒像>
(2)自他を尊重し、自ら考え、判断・行動し、生涯にわたって主体的に生きていくことができる生徒を育成する。
<職員像>
(3)指導力向上のために常に研鑽に努めるとともに、生徒の「学び」「心」「挑戦」に寄り添いながら、その成長を支援できる職員及び職員集団を目指す。
(1)主体的に適切な判断ができる資質・能力の育成を図り、失敗を恐れず物事に積極的に挑戦させることにより、生徒の人間的成長を促す。
<人材育成>
・教育活動において、生徒が自己決定し行動する機会を積極的に設定する。
・生徒理解や生徒の発達・育成に係る専門的知識を得るための職員研修を行う。
・成年年齢の18歳引き下げに伴う諸問題に対して、適切に対応できる知識を付けさせるとともに、自立した大人としての規範意識の向上と判断力の育成を図る。
・生徒が校内外の活動を通して他者や地域に貢献できる機会を積極的に設定する。
(2)主体的・対話的で深い学びを実現するための授業改善をとおして、知識・技能の習得、思考力、判断力、表現力及び主体的に学習に取り組む態度の育成を図る。
<教務>
・観点別評価の適切な実践をとおして、評価と一体化した指導の充実を図り、指導と評価の改善サイクルの確立につなげていく。
・授業アンケート等をもとに教科会等で検討し、授業や課題の提示の仕方などの具体的な改善に取り組む。
・ICTの活用をはじめ多様な指導手法を取り入れ、学習意欲を喚起し学習内容の理解を深めるわかりやすい授業づくりに取り組み、学力の伸長を図る。
(3)生徒理解に努め、安心・安全な学校生活を送れる環境の構築を目指すとともに、特別活動や部活動等をとおして、仲間と協力して目標達成に向かう意欲と態度の育成を図る。
<生徒指導>
・関係者の連携ときめの細かな支援の充実を図り、中途での転・退学の防止に努める。
・生徒との対話を生徒理解の重要な手段の一つとして捉え、二者面談等の充実を図る。
・生徒が心身の健康を維持し、溌溂とした学校生活を送れるよう支援する。
(4)生徒が自らの力で生き方を選択できるよう必要な資質・能力を身に付け、生徒が自分らしい生き方の実現を図るための支援を行う。
<進路指導>
・生徒の進路意識を高揚するような情報及び機会を積極的に提供し、生徒が進路について主体的に考える態度を育成する。
・生徒の将来のキャリア形成に係る学力向上やキャリアデザイン等の進路課題解決に向けての支援を行う。
・NEWセサミプランについて、より「探究」にふさわしい内容への進化を図る。
(5)「英語を学びたい」という積極的な姿勢をさらに伸ばし、英語学習の背景にある文化に対する理解を深め、視野を広げ、国際感覚を養うことによりグローバル人材の育成を図る。
<英語科>
・3年間をとおして英語科の生徒全員がCEFRのB1レベル相当またはそれ以上の英語力を身に付けることを目標とする。
・英語科における行事やNET・ALT等の人材を積極的に活用しながら、必要な英語力と国際感覚を身に付けた人材の育成を図る。
・海外の学校や機関等との交流について、より発展的な内容となるよう充実を図る。
最新の久高LIFE
[ School Life, Today ]
本校の教育目標・指導重点目標
Principal Message
本年度の主な行事予定
School Calendar
誠実 叡智 気迫
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笹竜胆(ささりんどう)
[ SINCE October 1949 ]
校歌 School Song
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本校の歩み
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